ついに鍵谷さんと結ばれたまい子。脱・32歳処女!
大人ゆえに拗らせてしまっている気持ちのすれ違いや、
結ばれた時の多幸感がつぶさに描かれ、
巻を追うごとに甘ずっぺ―――!ってなる「瓜を破る」。
自分の初めてってどんなだったかな。
相手の初めてってどんな気持ちだったから。
リアルなキャラクター設定だから、自分と重ねてしまい、
まい子や鍵谷さんが幸せになる度に見てるこっちも幸せになれる。
あー!尊い♡
>>32歳処女、自分のコンプレックスと戦う瓜を破る1巻のあらすじを読んでみる。
>>女の友情は一筋縄ではいかない?瓜を破る2巻のあらすじを読んでみる。
>>いい雰囲気だったのに突如失踪!?瓜を破る3巻のあらすじを読んでみる。
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>>ワーママの心のざわつき!染井さんの幸せの形はこれ!瓜を破る5巻のあらすじを読んでみる。
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読了した感想。
小平さんの恋模様も、自分の存在価値を見誤らないでって応援したくなります。
瓜を破る(うりをわる)7巻 作品の概略
瓜を破る(うりをわる)7巻の基本情報
外見至上主義(ルッキズム)は良くないって言うけど…重くのしかかるコンプレックス。実家暮らしで26歳の派遣社員、小平。個性派ファッションに身を包み、自虐的な物言いが癖になっている。他人に対してシニカルな分析をしつつ、自分の立ち位置も「わきまえている」彼女だが…。理想と現実の大きな落差を恨めしく見つめながら、それでも前を向く現代の冒険譚。
(引用:芳文社『瓜を破る』作品ページ)
「瓜を破る」7巻はEpisode43~49を収録しています。
6巻でついに心身結ばれた、まい子と鍵谷さん。
一晩明け、目を覚ますと昼前に。
部屋には何もないからと、一緒に出掛けようと誘う鍵谷さんですが、
まい子は密かに誰もいない空間で二人でくっついて過ごしたいと思っています。
二人の休日はどうなるのか??
瓜を破る(うりをわる)7巻の主な登場人物
- 香坂まい子…経験がないことがコンプレックスだったが、ついに幸せいっぱい初体験ができた。
- 鍵谷さん…まい子の会社に出入りするコピー機メンテ会社の契約社員。この度まい子とお付き合いすることに。下の名前は千里。
- 沢さん…まい子の会社のバリキャリ40代独身女性。猫と暮らすマンションを自力購入。
- 小平さん…まい子の会社の派遣社員、26歳。ブスを自認し、卑屈な物言いをすることも。
7巻は初体験明けのまい子×千里カップルのラブラブエピソードから始まり、
ルッキズムに捕らわれる派遣社員・小平さんの話、
沢さんの仕事へのプライドなどを中心に展開。
にわかに忙しくなるまい子の仕事に、
契約社員で責任重くなく忙しさも今一つな自分を比較し、
変わろうとする鍵谷さんの決意なんかも覗けます。
小平さんのブスを自認していても、
やっぱりイケメンに惹かれて無理してしまう気持ちもリアルです。
世間でいう「美人」とそうじゃない自分のギャップに、自分の存在価値を見誤ってしまうのは見てて辛いですね
瓜を破る7巻ネタバレ感想!好きな人にだけ見せる顔っていいよね
瓜を破る43話(Episode43)ネタバレ「もう大丈夫」
怒涛の初体験を終えたまい子と鍵谷さん。
気付けば昼近くまで寝てしまいましたが、
昨日の今日でがっつきすぎはよくないなと、外出することに。
ここでもお互いの優しさが光るんですよね。
もっともっとと思いながらも、
相手の負担になるのでは?と推し進めない感じ。
お互い、もっとって思ってるのに、
無理させないようにと思い合ってるの、
可愛いすれ違い♡
「鍵谷さんも以前洗濯して返してくれたから」と、
昨日借りた服を洗濯して返そうするまい子に、
「(返すという動機があれば)また会えると思ったから」と伝える鍵谷さん。
次会えるようにって、わざとやってたの?!
鍵谷さんも素でそんな風に、次会う施策をしていたと思うと、
可愛すぎる。
また会える、からの
「もう大丈夫だから」コンボ。
こんなの好きな人に言われたら嬉しいし、
彼女なんだぁって付き合ってるんだぁって実感できますよね♪
次はいつあえるのか。
次の約束をしなければ。
「また」って言って誘っていいのかな。
距離を測りながら、相手の気持ちの読み合いに不安を抱いていたところに、
「もう大丈夫」という事実。
心があったかくなれます。
もう大丈夫と思えるから、
自分の気持ちに正直になって、
もっと触れたいってちゃんと伝えるまい子が可愛すぎて!
きゅんと気持ちが昂ったまい子は、
おずおずと鍵谷さんの服をまくり、脱いでほしそうな仕草。
描写がね、
不慣れな感じがとってもリアルで。
いやらしくないいやらしさ(伝われ)
わけあってその日はさよならしたのだけど。
帰ってすぐさっきまで一緒にいたのにまた鍵谷さんを思い出し、
「もう会いたい」「もう寂しい」「もっと話したかった」と
鍵谷さんへの気持ちを思い連ねるまい子のいじらしさよ。
尊いしかない。
ホント推せる、このカップル!
瓜を破る44話(Episode44)ネタバレ「ルッキズムはよくないとは言うけれど」
シーンは小平さんの思い出話に飛びます。
小平さんの初体験は22歳のとき。
始めたばかりのマッチングアプリで知り合った素性も良く知れない男と…
行為が終わるやいなや、振り返りもせず颯爽と部屋を後にする男との思い出。
夢破れる!
え?こんなにあっさり?
もっといちゃいちゃとかないの!?
初体験でこう、男が冷静になっていくの見せられるの辛辣過ぎない!?
こんな初体験だったら、
男女のそういうのにときめきとかゆめとか抱けないですよね…。
全ての男はやりたいだけっていう、
間違った認知に繋がってしまってる…
小平さんは、
自分が母が言うような「かわいい」「美人」の部類ではないことを、
子どものころから理解していました。
だから…
私みたいなブスは
イケメンには絶対選ばれない(引用:「瓜を破る」7巻)
そうとは思いつつ、
実際マッチングアプリをしてみると結構声を掛けられます。
なんだ私でも選ばれるし
選べるじゃん(引用:「瓜を破る」7巻)
そんな風に、若い自分を消費しているようでした。
こんなやり方してたら、
若くない自分になったら見向きもされなくなっちゃうよ…
小平さんの価値観に、
美人か不美人かの二択しかなく、
美人じゃない自分はブスに違いないって思ってるんだろうな…
人間美人と不美人の間には、
何重ものグラデーションがあるのに。
ある日の通勤時、
「小平さん」とまい子に声を掛けられます。
ほぼ初対面の自分と難なく会話してくるまい子のコミュ力に圧倒されつつ、
きっと普通にモテてハイスぺ彼氏がいるんだろうな…とまい子に対して思う小平さんでした。
他人には美人不美人以外のものの見方ができるのに、
どうして自分は美人じゃないとしか思わないのか不思議ですね。小平さん。
一等美人じゃなくても、この人はモテるだろうなって頭では理解しているのに、
どうして自分はモテないと思い込みたがるのか…。
帰宅後、好きな音楽を一人貪る小平さんですが、
お気に入りのアーティストの動画を見ていると、
以前マッチングアプリでマッチし一度だけあったケイタからメッセージが。
暇なときまたご飯しないか?というお誘いではありますが、
小平さんのジャッジではケイタはブサで男としてナシの部類です。
ケイタ、確かにモテそうなタイプじゃないけど、
趣味に素直で、好きなものは好きっていう、
隠れ優良物件だと思うのだけど…。
小平さん、スペック勘定できない部分ではじいてしまうから…
結構もったいないものの見方だなって思っちゃいます。
翌日、仕事の帰り道。
偶然私服姿の鍵谷さんを目撃。
私服結構いいじゃん、社外でならワンチャンあるか…?と思う小平さんですが、
程なくしてまい子が鍵谷さんの隣に現れます。
もうね、幸せオーラでお花飛びまくりの二人ですもの。
見れば一発でわかりますよね。
幸せですって顔してるもの。鍵谷さんとまい子。
仲睦まじい様子に、二人の関係性を見抜いた小平さんは、
「あんたが狙うのはもっとハイスぺでしょ」
「その程度の男にこられたらこっちは迷惑」
など、一方的に不満を募らせますが…
…あの人 普段無愛想なのに
好きな人の前だとあんな顔するんだ(引用:「瓜を破る」7巻)
愛されている女性の姿を見せつけられ、
物寂しさに襲われるのでした。
その後、そういえばケイタに誘われていたなと、
今来れるっていうならあってもいいかなと、
ケイタにメッセージを送りました。
それにしても、好きな人だけに見せる顔を見せつけられてちょっと小平さんが浄化してるの素直だな
瓜を破る45話(Episode45)ネタバレ「一緒にいて楽しい人」
呼び出してたった30分で、ケイタはやってきました。
ケイタは小平さんと音楽の趣味がピッタリあい、
1回目同様、音楽の話で盛り上がります。
レコードショップも一緒にいって、
たくさんの音楽に触れあって楽しそうですね。
最初から、「男」「女」っていうくくりで見なければ、
普通に良き友に慣れそうなのに。
「男」としてナシだと、一線引いちゃうんでしょうか。
レコードかったケイタは、
「家で聴いてく?」と、自然な流れで小平さんを部屋に誘います
結局ケイタも男で、やっぱりヤりたいだけなんじゃん…と思いつつ、
音楽好きの男の部屋への好奇心が勝り、
もしものことがあれば断ればいいと、ケイタの部屋へ行くことに。
やりたいだけが男じゃないはずだけども…
やりたいだけの男しか知らないとこうなっちゃいますよね…
一緒に音楽を聴くにつれ、
どんどん楽しくなり、
爆音で音楽が聴けるケイタの部屋のクラブ感に、
小平さんは大いに高揚しました。
何でまた連絡くれたの?と小平さんがきくと、
少し照れてケイタは、
何でって…
他にいないし一緒にいて楽しい人
(引用:「瓜を破る」7巻)
やりたいだけじゃない男、ちゃんと実在しますよー!
小平さーーーん!って叫びたくなっちゃいます。
ちゃんと愛し愛されってないから、恋愛観が…。
でも、ケイタはいい人っぽくて見逃せないですな
瓜を破る46話(Episode46)ネタバレ「自分の妬みを露わにしてなるものか」
「大林くんが辞めることになったので」と、
沢さんが大きなプロジェクトリーダーを引き継ぐことに。
>>大林さんがリーダーに大抜擢?能面で妬む沢さんにビビる32話
大林さんはなんと、40過ぎの転職で、
業界大手の会社にキラキラ転職をキメていました。
キラキラ転職をキメた大林さんに、
「すごーい」「さすが」の称賛の嵐の風景に、
どす黒い思いがもくもくと湧き上がる沢さん。
「妬ましい」
「癪に障る」
「イライラする」
でも ここで嫌味を口に出して
自分の妬みを露わにしてたまるものか(引用:「瓜を破る」7巻)
一見スマートに仕事をこなす完璧な上司風な沢さんが、
頭の中に感情巡らすの、
完璧じゃない人格が覗けてリアルですね。
涼しい顔しているバリキャリでも、
色んな黒い自分と戦ってるんですねー!
家で一人、ぶり返しては会社以外の誰かに愚痴りたいと、
人肌を恋しがる沢さんでした。
今の自分のステージステータスの外の人と話したいって、
めっちゃ気持ちわかります。
子持ちだったらママ友じゃない誰かと。
バリキャリだったら、仕事に全く関係ない誰かと。
同じステージの人に愚痴ったら、
いつ何時自分の黒い部分が周りに知れるかわかんないですもんね。
仕事の愚痴は、
仕事に全く関係ない人にぶつけたい!
翌日、引き継いだプロジェクトの大風呂敷ぶりにため息をつく沢さん。
あんなにやりたくて妬ましく思ったプロジェクトだったのに、
大林さんにとって途中で投げ出してもいいと思うようなものだったことに、
心底やる気がそがれます。
お盆も返上だねと言われ、32歳で彼氏ができて忙しいなどと言い出せず、
にわかに忙しさを増すまい子と原くんでした。
画面は切り替わり、LINEを始めた鍵谷さんと、
初めての通話に挑戦する2人。
あまり盛り上がらず、数回往復した程度で通話は終了してしまいました。
初めての通話なんてこんなもんよネ(笑)
最近のお付き合いって、
とりあえず通話垂れ流しとかも聞くけれど。
通話が浸透していないうちは、
改まった感じになってしまって、
上手く話せないですよね。
通話だと全然上手く話せない、がっかりされてないといいけどと、
しょんぼりするする鍵谷さんに、
「通話慣れてなくてなんかぎこちなくなっちゃった」とすかさずフォローメッセージを入れるまい子に、
こういう風に伝えてくれるのありがたいと、
まい子の優しさにほわほわする鍵谷さんでした。
こういう気遣いがしっかりできるのが大人女子ですよねー。
やりっぱなしにしないあたり、
人生の経験値を感じます。(ただしLOVE方面以外(笑))
翌日、今日はまい子と鍵谷さんのアフターファイブデートの日です。
3週間ぶりに会えました。
早目に仕事が終わっていた鍵谷さんは、
まい子が好きだと言っていたドーナツを買ってきていました。
まい子の一言をきっちり覚えて、
まい子を思ってドーナツを選んでくれたと思うだけで、
まい子の心はいっぱいになるのでした。
にしても、お互いが思いやってる感じがほっこりですね。
瓜を破る47話(Episode47)ネタバレ「できない日」
一緒にラーメンディナーを楽しんだまい子と鍵谷さん。
今日はまい子のお家デートです。
まい子の部屋で二人きりになるやいなや、
奥手で慎重だった鍵谷さんの方から、
「会いたかったです」とまい子をハグします。
「私もすごく会いたかったです」
相手との距離を測りながらではなく、
好きだと思ったら好きだと伝えることができる安心感っていいよね!
このカップルはお互いがお互いを本当に大切に思ってるなって感じるから、
見ててほっこりしかないです。
自分を思って買ってきてくれたドーナッツ。
食べてしまってから、写真を撮っておけばよかったと後悔するまい子に、
また買ってくるからいいですよと、微笑む鍵谷さん。
写真を通して、
こんなに会えなくなると思わなかったから、
香坂さんの写真撮っておけばよかったと、
鍵谷さんはまい子の写真が欲しいと言います。
鍵谷さん、進歩している!
とりあえず写真文化ないからって、
断っていた鍵谷さんが!
素直に彼女の写真を欲しがるの、可愛すぎやしませんか!?
同じ思いだったまい子は、
すかさずインカメラを起動し、
2人でカメラに収まります。
お互いがお互いを「かわいい」とつぶやきながら、
カメラに収まるために詰まった距離に、
思わず口付ける2人。
そのまま…
と推し進めようとすると、
まい子に手の動きを制止されてしまいます。
いきなりがっつき過ぎて引かれたのでは…?と不安になる鍵谷さんですが、
まい子は「今日できない日」と赤面で伝えます。
女性慣れ皆無な鍵谷さんは、
薄い性教育の記憶から、
女性はそういう日があるのだと改めて気づき、
まい子の体調をいたわるのでした。
相手の気持ちや体調を尊重する鍵谷さん、
ホント優しくていい人!
自分勝手な行為をする人も少なくないのに。
できない日に、一つベッドの中。
触れたいけど、触れられない、一晩を過ごすことに。
NA★MA★GO★RO★SHI★
隣で寝れないと悶々とする鍵谷さんが可愛い気の毒(笑)
あんまり漫画で「できない日」の話とか出てこないから新鮮!
触れたくて悶々とする二人も可愛いが過ぎる…ッ!
瓜を破る48話(Episode48)ネタバレ「自分の価値も上がった気になる」
休日の小平さん。
今日は一人ショッピングで、目的の服が買えてご満悦です。
せっかく渋谷にいるのだからと、
近くにいる男性を誘おうとマッチングアプリを開いてみると、
トウヤというイケメンアカウントとマッチング。
しかもメッセージまで受信します。
ええ!?
そんな偶然あります!?
好みどストライクのイケメンがマッチングするとか。
加工?冷やかし?
とか思っちゃいます。
マルチかな?と疑いつつも、
これから来るというので、会うだけあってみることに。
指定の場所に行ってみると、
写真通りの超イケメンがそこにいました。
ゴリゴリに強めのジャケットを買った小平さんですが、
「すごく似合う」「かわいい」とイケメン・トウヤに褒められ、
ときめきが止まりません。
ホントにいた?!
時間的都合や場所的都合もあるだろうに、
そんな簡単にマッチングしてしまうんですね、
出会い系アプリって!
トウヤはカラオケが趣味らしく、お茶の後は一緒にカラオケに行くことに。
ちょっとした移動でも、イケメン・トウヤはすれ違う人の視線を集め、
小平さんは一緒に歩いているだけで、視線が集まるので、
自分の価値が上がったかのようにすら思えるのでした。
トウヤにニコッと笑いかけられるだけで、
疑う勘もそぎ落ちてしまいます。
小平さんはカラオケを大して好まないので、
退屈な時間ではありましたが、
それさえもどうでもよくなってしまうほど、
イケメンと一緒にいる空間で夢見心地。
退屈でも一緒に居たいって思っちゃうの、
既に平等じゃなくない?って思っちゃいますけど…
最後の最後に軽くキスされ、
LINE交換に成功。
何で私なんかとあったのか…?
卑屈な自分が顔を出したけれど、
トウヤはニコッと笑い、「一番気になったから」と言ってのけ、
小平さんを骨抜きにしてしまうのでした。
このトウヤ怪しすぎない…??
瓜を破る49話(Episode49)ネタバレ「オレって何もないな」
あの日以来、小平さんの頭の中はトウヤ一色。
仕事中も、ついついトウヤのことを考えてしまいます。
あんまり期待しないでおこう…と思いつつ、
スマホが鳴れば即チェックしてしまう小平さん。
お待ちかねのトウヤからのメッセージがくると、
小平さんのテンションは爆上がり。
憧れの先輩追っかける系のアレじゃないですか。
学生のノリですねー!
トウヤからの連絡は、また会おうというもので、
金曜日夜なら会えると小平さんが返信すると、
トウヤは即レスでOKの返事。
ケイタ以外で初では?
2度目の会おう来ましたねー!
嬉しくなった小平さんは気持ちが大きくなり、
偶然居合わせたまい子に話しかけます。
先日駅でまい子と鍵谷さんの仲睦まじい様子を見た小平さんは、
直球で「コピー機メンテの人と付き合ってるんですね」と聞きます。
まさか見られていたとは思わなかったまい子は、
赤面で会社の人には内緒にしてほしいと答えます。
続いて、小平さんは二人が付き合うキッカケなども聞いてきて、
一通りまい子と会話を交わすと…
香坂さんてもっとハイスぺな彼氏がいそうって
勝手なイメージだったんで(引用:「瓜を破る」7巻)
この発言に引っかかりを覚えるまい子ですが、
反応しようとするころには小平さんは給湯室からいなくなっていました。
えー!他人の彼氏のスペックとかほっとけよって感じですよ!
小平さん本人も、気持ちが大きくなって余計なこと言ったって反省しているようですけど。
違和感を覚えつつも、
それの何がいけないの?と結びつかない感じのまい子に、
好感度上がりまくりですね。
好きになった人がそうだっただけで、
スペックとか打算とかなしで、
鍵谷さんが好きなんですよね。
良い恋愛してるなって思いますけど。
一方、仕事中の鍵谷さんはといえば、
黙々と作業をこなしますが、
所詮出入り業者の身分の為、
作業中に理不尽な文句と侮辱を受けます。
まい子との待ち合わせまであと1時間。
季節は進み、肌寒さを感じると、
以前まい子と鍋をしようと話をしていたことを思いだし、
まい子が好きそうな色の鍋を衝動買い。
「喜んでくれるかな」とほくほくしていると、
まい子から仕事が終わらなく、デートキャンセルのメッセージが。
忙しそうな彼女に不釣り合いに忙しくない、自分。
……オレってほんとに
何もないな(引用:「瓜を破る」7巻)
と、まい子と自分のコントラストに、
気分が落ち込む鍵谷さんでした。
まい子との約束がキャンセルになり、
鍵谷さんは余った時間で、本屋さんに足を運んでいました。
にしたって、もっとハイスぺ=鍵谷さんはハイスぺじゃないと暗に言ってくるあたり、傷つくよね…
瓜を破る7巻(単話43-49話)の感想まとめ
絶賛可愛いまい子×千里カップルの初夜明けから始まり、
鍵谷さんの「変わりたい」の具体的な行動が見えてきて、
愛されてんなぁまい子って思います。
小平さんの卑屈なところも、自分自身がルッキズムに捕らわれ、
そのギャップから傷つかないような予防線の貼り方してるんだなぁって。
傷つかないための予防線は確かに大事かもしれないけど、
自分の勝手な評価を相手に直接ぶつけて、
幸せな人をディスるのはいただけないなぁ!
相手の真価って、
見た目や収入などの指標スペックだけじゃなく、
気遣い優しさ愛しさ色々あるはずなので。
ある意味純粋に愛された経験がないがゆえに、
小平さんが気付いていないだけなのでは?と思っちゃいますね。
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