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大人女子漫画

ホタルの嫁入り1巻(単話1話~5話)のあらすじ感想ネタバレあり!無料で読める?華族のお嬢様の結婚相手は愛が重い?

ホタルの嫁入り1巻あらすじ感想ネタバレあり

「ホタルの嫁入り」は裏サンデー女子部発の、
ラブサスペンスとのこと。

設定が、明治時代で政略結婚とか、大人女子の好物設定ですね!

他の作品と一線を画しているのは、
本作が令嬢とコロし屋というカップリングという点。

愛され令嬢♡は据え置いたまま、
相手がイケメン御曹司とかそんなんではなく、
愛が重いコロし屋って…ぶっ飛びすぎで目が離せない!

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本記事は「ホタルの嫁入り」1巻(単話1~5話)のネタバレを含むあらすじ感想をまとめています。
無料で読む方法や、お得に読む方法も調査!

ホタルの嫁入り1巻(単話1~5話)の作品概要

ホタルの嫁入り1巻のみどころ

本作品「ホタルの嫁入り」は、
裏サンデー女子部なるレーベル発なのですが。

あの「週刊少年サンデー」有する小学館が、
大人女子向けに一癖ある作品をまとめている電子書籍部門のようで、
本作品もなるほど…ラキラ少女漫画にはない設定だ…

明治時代という時代背景の元、
完璧な令嬢というよくある設定ではあるのですが、
相手がね…コロし屋って…ジャンル、ラブサスペンスって…

例に違わぬ令嬢嬢の「紗都子」(←美人薄命)と、
凄腕コロし屋「進平」(←愛重め)の、
予測不能な疾走感で進んでいく物語は見ごたえばっちり◎

ホタルの嫁入り1巻(単話1~5話)の基本情報

  • 著者:橘オレコ(裏サンデー女子部)
  • 電子書籍版発売日:2023年6月19日

愛が重い殺し屋×華族令嬢…命がけ結婚物語

時は明治。
家名にも美貌にも恵まれるも、余命わずかと言われている伯爵令嬢・紗都子の夢は、家の利益になる結婚をすることだけ。

突如、謎の殺し屋に命を狙われた紗都子は、その場を生き延びるために殺し屋・後藤進平に提案をする。

「私と結婚してください――私と結婚すれば、全てが手に入ります!」

その場限りの嘘のはずが、進平はとんでもなく愛が重い男で…
この婚約から、逃げられないーー!?

『プロミス・シンデレラ』の著者最新作!
愛が重い殺し屋×華族令嬢の契約結婚ラブサスペンス、開幕!

(引用:小学館「ホタルの嫁入り」1巻作品ページ

はい、パワーワード『契約結婚』来ましたー!

とは言いつつも、
他の作品のヒロインにだけ一途な優しい御曹司とか、
そんな甘いやつではなく。

愛が重いコロし屋て…新しすぎる…

SPYFAMILYがヒットした時、
ラノベやら女性漫画やらBLやらでも、
やたらと「スパイ」「コロし屋」「超能力者」のいずれか属性の作品が賑やかでしたが。

契約結婚のお相手とは…。
ハードすぎる…。
一層重たい愛も、ヘビー!

ホタルの嫁入り1巻(単話1~5話)の主な登場人物

  • 紗都子…良家の令嬢で美人と評判。心臓に病あり、余命は長くないそう。優しい父に敬愛を抱き、父のために良家に嫁ぐことが夢。
  • 後藤進平…凄腕のコロし屋。愛情表現が病的で重い。謎多し。

紗都子は気立ても良く、なにしろ美人。
完璧なお嬢様なのだけど、心臓に爆弾を抱えているようで、
学校にいくのもままならない。

物事をくっきりハッキリいう姿勢とか、
あまり線の細さは感じないのだけど。

病的に痩せているとか、
胸に大きな手術痕があるとか、
そういうのは全くなく、
薄命感は設定とたまの胸の痛みの描写でしか感じ得ません。
(たまに、この人本当に余命宣告されてるんだろうかと思う動きをする(笑))

進平は、目つきがヤバいときもあるし、
「命の駆け引き」については全く抵抗も葛藤もなく、
何を考えてるのか、心の底が全く見えない不思議キャラ。

息を吸うように、
心の機微を感じることなく、
スパスパと刀を振るうんですよね。

ホタルの嫁入り1巻(単話1~5話)のネタバレ感想!全体未聞のコロし屋との契約結婚?

ホタルの嫁入り1巻あらすじ感想ネタバレあり

ホタルの嫁入り1巻は単話版1~5話を再編成しています。
各話のあらすじ(ネタバレ含)を感想厚めでまとめていきますよ!

ホタルの嫁入り第1話「望まぬ恩返し」あらすじ感想(ネタバレあり)!女の幸せとは?私たち結婚しましょう

イントロは、老人が人生を振り返るような描写から。
端的に言うと、「あなたを愛して幸せだった」。

後ろ姿しかないので、
この老人が男なのか女なのかも分かりません。
うーん、いじらしい!

あ、でも女は…と知りながら…
と記載あるので、この後ろ姿は紗都子?
紗都子と仮定すると、
大人まで生きられない設定では…?
何があった??と色々膨らむシーンですね!

人生の物語を振り返っている「今」から、
思い出に戻っていくスタイル。

時は遡り、時代背景は明治時代。
心臓に爆弾を抱え、余命いくばくもないらしい16歳の紗都子。

例に倣って、
正反対な性格の持ち主の同性のきょうだいがいるパターンで、
紗都子には美和子という妹がいます。

分かりやすく性格悪く、
勤勉さもなく、
継母の娘であり腹違いの妹です。

まぁ、継母とは折り合いが悪いのはお約束ですよねー。

一番紗都子が傷つくであろう、
心臓が弱いことや紗都子が書いた遺書の存在など、
的確に嫌がらせ投げてくるあたり、
本当に分かりやすく性格が悪いな、美和子…

病弱な自分を甲斐甲斐しく育ててくれた父に、
良家へ嫁ぐことで恩返しがしたいと思う紗都子ですが、
突然さらわれてしまうんですね。

紗都子は何者かに命を狙われているらしいことを知っちゃう。

1話のストーリーの主軸は、
紗都子の背景と後藤進平との出会いになっています。

良家でぬくぬく暮らしていたら気付きようもなかった世界がそこにあり、
賊はいるわコロし屋はいるわで、
表情微動だにせず手足を切りおとす進平の姿は衝撃的です。

そんな衝撃的なものを見せつけられても、
生きて還るためにはどんな手段も厭わない紗都子は、
この状況を脱するために必要なことは?と思考を巡らせ、

コロし屋である進平に、
私たち結婚しましょう」と投げかけます。

may
may
えー?!考えて絞り出した答えそれ?
どうなっちゃうんですか紗都子さん…

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ホタルの嫁入り第2話「契り」あらすじ感想(ネタバレあり)!紗都子の覚悟と進平の決意

勢いのままに、
「私たち結婚しましょう」といった紗都子。

紗都子にとって良家の女の最高に価値があるものは、
名家の看板と自らの人生を預ける嫁ぐということだから、
咄嗟に結婚が出てくるのは紗都子ならではだなと思います。

この場を取り繕うためなら、
「あなたに惚れた」とまで言ってしまう必死な紗都子に、
ちょっと食いつく進平。

賊の手足散らばる景色の中で、
愛の告白とは何ともシュール(笑)

お金くれるなら何でもする(暗サツ込み)進平は、
単にお金で動くだけなので、
仲間だとか雇い主の義理とか全然感じていない風なのだけど。

端々に、進平が本当に欲しいものは愛情なのでは…?というのが散りばめられていて、
意図せず紗都子は効果的な入り方をしたんだなと思われます。

完全に偶然だろうけどね、
紗都子の鈍感ぶりからすると(笑)

とりあえず自分への興味付けに成功した紗都子は、
賊の巣窟から進平によって助け出されます。

けれども、賊はわらわら追ってきて、
すぐに囲まれてしまいます。

ここにきて、結婚の本気度を測るように、
進平は「契りをしよう」と紗都子にキスをするように命じます。

色々心理的ハードルもあり、
迷う紗都子をよそに、
何の抵抗も表示一つ変えることなく、
大量の追っ手を一人で手にかけていく進平。

恐怖や迷いもある中で、
「生きて還る」ためには進平の助けが必要と、
腹を決めた紗都子は、
血まみれの進平の唇の血をぬぐい、
キスをします。

きっと人が目の前で斬られるシーンも、
積み上がっていくしかばねも、
紗都子にとっては今までの人生で見ることもなかった景色だろうに。

そんな中で決意を固めて振り切る紗都子は、
生存戦略が本能的に動けるのだなと、ちょっとびっくり。

私に未来なんてない
心臓が悪くて先が長くないんです
毎日覚悟しながら生きています

(引用:「ホタルの嫁入り」第2話「契り」)

紗都子の覚悟に、進平のリミッターも振り切れ、
俄然結婚する気になったようで。

いやー。
命のやり取りを2つの意味でしている二人。
この話を境に、ストンと冷酷なコロし屋の顔から、
溺愛者の顔に変わっていますねー!

may
may
立場や事情は違えど、お互い「明日があるかわからない」という共通項の元、
急速に進平の気持ちが動いたエピソードでしたねー!

鮮やかに立ち回る進平と、
愛を語る進平の病的な目が同じのがちょっとぞっとしちゃいます。
明らかにほんわかフレーズの時と違うから!

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ホタルの嫁入り第3話「しのうかな」あらすじ感想(ネタバレあり)!騙し合いと相手への興味

追っ手一陣を清算した2人は、
一晩身を隠すため宿へと向かいます。

宿では二人の自己紹介やら、
見の上やらの最低限の会話をしますが、
入浴中の進平の体をみて、
「いつからコロし屋を…?」など、
少しずつ進平への興味が窺える様子が描かれています。

いやぁ…あれだけの太刀筋の持ち主でも、
一発でああなれたわけじゃないだろうから、
これまでに返り討ちに会ったり危険な目に合ってきたんだろうなぁというのが、
ふつふつと伝わってくる背中ですね。

良家へ嫁ぐことを人生の目標としてきた紗都子は、
当然男慣れなどしておらず、
進平の一挙手一投足にドギマギし、
心が乱されっぱなしです。

進平のペースに飲まれっぱなしの紗都子は、
何のけなしに自分の病気について話していることに気づきます。
家族や使用人以外に話したことがなかった、
紗都子の一番の秘密なのに。

この話は、紗都子がうぶ丸出しで、
思わずクスっとなる描写が多いです。
束の間のほんわかパート。

紗都子の想いとは裏腹に、
進平は紗都子の愛情を確かめるような、
ちょっと紗都子の理解が追い付かないようなふるまいをします。

愛重めが溢れてきている(笑)
だけど、最後のシーンはなんかの伏線な気がするなぁ…

may
may
今回はちょっと平和なエピソードでしたが、
重すぎる進平の愛がにじみでてきていますねー!

紗都子は無自覚かもしれないけれど、
ちょっとずつ心が進平に歩み寄ってきてるのを読者は感じ取っていますよ!
(紗都子は断じて認めなさそうだけど(笑))

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ホタルの嫁入り第4話「天女島」あらすじ感想(ネタバレあり)!初めての世界

宿にまで追っ手は現れ、
さらわれてから初めて見た外の世界で、
見たこともない美しい世界だと紗都子は感動します。

明るく派手な街並みを見た紗都子は、
進平からここは遊女の暮らす「天女島」であることが伝えられるのでした。

紗都子は本当に世間知らずで、
純粋に遊郭の景色を美しいって思えたんだよね。

見ようによっては欲望にまみれた景色だろうに、
そんな世界があるとも露知らずな紗都子には、
テーマパークのように映った模様。

美しく見えたその世界も、
蓋を開けてみると人は冷たく、
助けを求めても誰も気にもしてくれないんですよね。

そこで初めて、いかに自分が守られて生きてきたか、
自分という人間が何もできないのか、
悔しいけれどまざまざと見せつけられてしまうんです。

家の外に出れば、
自分が良家のお嬢様だと知る人はいないし、
良家のお嬢様と認識されない「紗都子」という人間がは、
この島ではただのなにもできない女でしかないわけで。

けれども、
自分の無力さを痛感した紗都子が、
今なにもないなら、生きて行けるようになっていけばいいという、
気付きがあって、また一皮むけるんですよね。

紗都子の周りを見る力や、
無意識に自分がしなければならないこと、
目の前の最善策を掘り起こしていくの、
本当に才能だなって思っちゃいます。

散々紗都子に対して愛情の試し行為をしてきた進平も、
吹っ切れた紗都子が輝いていく様に、
どんどんどんどん恋に落ちていき、
最終的には素直にすらなっていくという。

may
may
ようやく紗都子が連れてこられてきた世界の全貌が見えてきましたね!
天女島。治外法権で警察組織も及ばない場所…

本話でも、どんどん紗都子に惹かれていく進平が描かれていて、
くるくる変わる進平の表情や態度が可愛くなってきました

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ホタルの嫁入り第5話「新入り」あらすじ感想(ネタバレあり)!特命は遊女?

紗都子は結果としてさらわれてしまったのだけど、
細心の注意を払って若い男性と一緒に街に行っていて。

紗都子は元々良家のお嬢様なので、
連れていた男性・康太朗は責任を問われ、
拷問を受けることに。

元より康太朗にも用事があっての同行だったけど、
離れた隙にさらわれてしまうなんて…。
時代が時代なので、不手際あっては問答無用でそうなっちゃいますよね…

一方で、
進平に「天女島」が何たるかを聞いた紗都子は、
持ち前の賢さで状況を把握し、覚悟を決めます
(どうせやるなら完璧に役をこなしたい精神)

愛欲渦巻くこの島は、完全に治外法権。
人の命はお偉いさんの秘め事よりも軽く、
脱出するのは「遊女が身請けされる」か「し体」の2択のみ。

紗都子の見た目なら大丈夫っしょと、
結構軽い感じの進平。

進平の口利きで、
行きずり可の最下層の店に潜入することに。

新入りなのに、最高位の花魁しか許されない髪型してるの、
お…おう…ってなりましたが、(←違和感の正体)

使命に対してあらゆる方策を自ら考えるの、
紗都子の真面目さと人柄がにじみ出てますね。

最初で最後の身請け策(失敗は許されない)、
お相手は警視総監のご子息で、
真面目でうぶな感じだけれどなぜか出禁。

さあどうなる!?

may
may
初見の感じ、警視総監のご子息、問題なさそうに見えるけど、
他の店は出禁とは…?

ちょいちょい挟んでくる、進平のまっすぐな(重め)愛の片鱗に、
見てるこっちは可愛いなーwって思っちゃいます

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ホタルの嫁入り1巻(単話1~5話)のあらすじ感想まとめ

ホタルの嫁入り1巻あらすじ感想まとめ

1巻は紗都子と進平の出会いを中心に、
場面がコロコロと変わっていき、
展開早めですねー!

華族のお嬢様が、遊女生活に片足つっこむなどと。
ある意味奇なるファンタジーが詰め込まれてる感はありますが、
単純にキャラクター魅力的だな。

紗都子の病弱で線細い感じとは対照的な、
思い切りのいい男前な性格とか。
でもでもだってもたまにはあるけれど、
おおむね前向きで、状況把握能力高杉ワロタ状態ですがw

進平も、
猟奇的な一面もあるけれど、
1人の女性を愛そうとするあまり、
気持ちや態度のやりどころが極端なのも、
見てる分にはニヨニヨしちゃいます。

展開早く見えますが、
作中何日分なんだろうか。

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>>ホタルの嫁入り2巻(単話6~12話)のあらすじ感想ネタバレあり!進平の可愛いターンと紗都子の告白

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