32歳処女OLのコンプレックスを描いた「瓜を破る」。
大人なら当たり前にしていることができていない自分は、
何かが足りないのでは？と卑屈になことも。
1巻2巻とここまで鉄の処女を貫いているまい子ですが、
どうやら3巻では大きくまい子の恋が動くようで…─。
＞＞32歳処女、自分のコンプレックスと戦う瓜を破る1巻のあらすじを読んでみる。
＞＞女の友情は一筋縄ではいかない？瓜を破る2巻のあらすじを読んでみる。
読了した感想。
瓜を破る（うりをわる）3巻 作品の概略
瓜を破る（うりをわる）3巻 作品の概略
瓜を破る（うりをわる）3巻の基本情報
クールでドライな性格を自認する塚田には最低最悪の苦い経験があった。無理に周りと調子を合わせたりせずマイペースを貫くように見える彼女だが、恋人との付き合いの中で自分を見つめ直すことに…。今さら自分を変えることなんてできないと嘯（うそぶ）く大人たちが少し踏み出そうとする現代の冒険譚。
（引用：芳文社『瓜を破る』作品ページ）
「瓜を破る」3巻はEpisode15～21を収録しています。
勢いのままに鍵谷さんを食事に誘ったまい子。
初めてづくしの2人は、どちらもエスコートなどできずに空回りばかり。
それでも共通の楽しめるもので大いに盛り上がり、
もっと一緒にいたいという思いが溢れ…
まい子は思わず「家に来ませんか？」と誘ってしまったのでした。
瓜を破る（うりをわる）3巻の主な登場人物
- 香坂まい子…32歳処女OL。経験がないことがコンプレックス。
- 鍵谷さん…まい子の会社に出入りするコピー機メンテ会社の契約社員。29歳。
- 塚田ちゃん…まい子の会社の後輩。ドライで割り切りな性格を自認している。
- 味園さん…まい子の会社の先輩。彼氏が出て行ってしまった。
- 辻さん…かつて味園さんの天敵だった。今は仲直りし味園さんのよき理解者。
3巻はまい子と鍵谷さんの初デートの顛末と、
一見隙がない塚田ちゃんのコンプレックスの話や、
鍵谷さんのルーツなど、キャラクターの枝葉を固める構成になっています。
瓜を破るは1つ1つのシーンを別の視点から丁寧に見せてくれ、
きちんと1本の筋に繋がるようになっているので本当に秀逸。
あー、そのとき相手はそういう風に考えてたんだという答え合わせも楽しめる作品です。
瓜を破る3巻ネタバレ感想！急展開とそれぞれの悩み
瓜を破る15話（Episode15）ネタバレ「触れられる距離感」
勢いでまい子宅で初回デートの二次会的な流れになったまい子と鍵谷さん。
勢いって大事だよね！
途中コンビニ寄って、避妊具コーナーでドキドキしちゃうまい子、可愛すぎか！
ふと目に入ってしまった避妊具売り場に、
「もしかしているかも」「いや初回でそれはない」の気持ちが堂々巡り。
結局この時は買っていないんですけどね（笑）
鍵谷さんにしてみれば、あまりにあっさり自分を部屋に誘うので、
男女関係のこと慣れてそうだよな…などと思いつつ…
数分後にはお互い異性の部屋に行く・呼ぶの経験がないことが分かり、
内心ちょっと嬉しくなる二人。清い…。
さりげなくお互い彼氏彼女事情探り入れてしまう当たり、
お互いのこと気になりまくりなの伝わりますねぇ！
初すぎて、1つ1つの質問が良からぬ方へ考え至らせるのはご愛敬ですね。
指先が触れるだけでドキドキする2人の顔に、
こっちまできゅんきゅんしちゃいます♡
このお話に限らず、「瓜を破る」は結構手の書き方に、
男らしさとか女らしさとかうまい感じに載せている気がします。
経験があろうがなかろうが、男らしく大きな骨ばった手を書かれると、
物凄く「男！」を意識させられるので、
こういう細部の書き分けに感動すらします。
本音を言うと…
いまはただ触れていたいと思うまい子に、
嬉しい思いはありつつもこんなことしていいのかと罪悪感もわく鍵谷さん。
再度勢いのままに、
次はキス仕掛けちゃうまい子さん、
初心者らしからぬ強引さに読者も巻き込んでキュン困惑（笑）
こっからイチャイチャになると思いきや…
拗らせてるって、こういう時うまくいかないよね…
なんとびっくり、
急転直下に鍵谷さん突然帰っちゃうという。
コレ、まい子じゃなくても呆然ものだよ…
意味わからん！
自分がまい子の立場でも意味が分からなさ過ぎて辛い！！！
瓜を破る16話（Episode16）ネタバレ「どん底」
何をどこで間違えてしまったのか。
さっきまであんなに楽しかったのに、鍵谷さんは突然去ってしまった。
キスでドキドキして、抱きしめてもらって、
めっちゃいい雰囲気だったのに、それなくないですか…鍵谷さん。
幸せと絶望の落差に、まい子以上に読者も困惑ですよ…。
なにがどういけなかったのか…
全部やり直したいと思うまい子さん。
いや、みんなそう思うよ。こんなことされたら。
どんよりとした気持ちのまま、
大学時代からの友人・理乃とショッピングに出かけたまい子は、
オーラも服も何もかも真っ黒。
並々ならぬ様子をすぐ察するのは、
さすがにモテ女理乃さんやで。
すぐ核心ついてくるの、すごすぎる。
鍵谷さんとの顛末は、モテ女理乃にも不可解だったようで、
「本人に聞く」か「このまま終わる」かの二択だよと。
究極の2択！
何もなかったことに、出会ったことも触れ合ったこともなかったことにするのか、
ちゃんと相手とぶつかるのか。
辛い二択ですね。
理乃の「自分次第で間違いは後から修復できる」というアドバイスに、
何とか気持ちを立て直すことができました。
このアドバイスはありがたいですよね。
自分の気持ちを振り返って、ダメダメだったわけないはずだって思いなおせるの、
1人だったら難しいから。
ところ変わって、今度は仲良しアラフォー味園さんと辻さん。
味園さんの口座に真さんから40万振り込まれる珍事！
手切れ金？それにしては安すぎない？？
うーん、突然出て言ったり謎に振り込んだり、
真さんのやること全然読めないですなー。
あんなに仲が悪かったのに、
今となっては重要な決断の相談を辻さんにしちゃってる味園さん。
大人も心のボタンを掛けなおせるんですね。
終わりたくない！と思えるまい子もとてもかわいい！
味園さんの決断は何なのでしょうか？？
瓜を破る17話（Episode17）ネタバレ「冷たい人間かもしれない」
塚田ちゃんの、初体験の苦い思い出。
大好きだった彼氏が、
実は二股クソヤローだった。
相手が二股クソヤローって気づいた瞬間に、
しっかり目が覚めて嫌悪感を抱くの、
中々難しいから、塚田ちゃんってとても芯がしっかりしてるんだなぁって思います。
塚田ちゃんの初体験は甘い幸せなものではなく、
感情的に入れ込んでも平気で人は裏切るという学習だったの、
色んな意味で辛いですね…
その経験はその後の塚田ちゃんの人格形成に多大なる影響を与え、
いかなる時も「感情的にならず」「クールにドライに」「同調圧力に屈せず」
生きるということを信条にするように。
この信条で生きているから、
塚田ちゃんは言いたいことも言えるし、
自分の中の優先順位を間違えずにいられるんですね。
最近信条に反しつい感情的になってしまったことがあり、
塚田ちゃんの中でももやもやした影を落としています。
味園さんに「そんなにプライベートが大事なら寿退職してしまえ！」と叱責された時のやつですね。
そこにフラッと現れた味園さん。
あの「仕事がすべて」と言わんばかりの味園さん。
”その”味園さんが、1週間休み取るってよ！！
感情むき出しで仕事かプライベートか。
自分の優先順位が間違っていると言われた風だったから、
塚田ちゃんも心底驚いたことでしょうね。
仕事人間が急に休み取るとか言い出したら、
身内に不幸でもあったんか？と思っちゃいますね。
その後、3年ぶりにできた彼氏とデートな塚田ちゃん。
楽しく過ごしていたのに、途中で酔っ払いが道端で寝ていて、
優しい彼氏と、目の前の酔っ払いの処遇で意見の相違が！
塚田ちゃんは「飲み過ぎで自己責任だから放っておくべき」と切り捨てようとしますが、
彼氏は「放っておけない」と介抱し始めるという。
私は塚田ちゃん派だなぁ。
事なかれ主義。自分じゃなくてもいいかなって思っちゃいます。
実際に手を差し伸べてしまう塚田ちゃんの彼氏、
マジに優しい人なんだなって証拠ですよね。
この時に彼氏に「冷たいなぁ」と言われたことが尾を引いてショックを受けます。
単に冷たい人間なのを、
クールで理知的だとはき違えているかもしれないという思いが芽生えちゃったみたいです。
クールと冷たいの境目って結構難しいかも。
瓜を破る18話（Episode18）ネタバレ「いやなやつ」
道中の酔っ払いの介抱をした塚田ちゃんの彼氏・柚くん。
酔っ払いを警察に保護してもらうように動いたので、介抱の役目を終えました。
気まずい雰囲気になってしまった2人。
冷たいって言われたから、自分の評価がそうなのかって思っちゃいますよね。
好きな人に冷たいと思われてたら…
そんな事実知りなくないですし。
塚田ちゃんも傷つく前に予防線で自分から部屋に来なくていいと言います。
予定を変えると塚田ちゃんが言い出したので、
驚く柚くんですが、
塚田ちゃんは柚くんが怒っていると思ったからと素直に伝えるんですね。
傷つくかもしれないけど、言わないと伝わらんですもんね。
塚田ちゃんは、「冷たいなぁ」と非難されたように思ったようで。
けれども柚くんはそんなことは気にしておらず、
むしろ女性だったから知らない男性に声を掛けるって怖いもんなと、
塚田ちゃんの判断に理解を示してくれたのでした。
なにこれ、めっちゃいい男じゃん！
その後一人で黙々と、クールとかドライとか装って、
それで好きな人に嫌われたら意味ないと気づいた塚田ちゃん。
自分の信条を言い訳にただの嫌な奴に成り下がっていないか自省するの、
ホントに賢くて根はいい子なんだなって思えます。
翌朝、さっそく塚田ちゃんは人助けしていい気分になれたんですね。
気付かないうちに、自分もたくさん親切を受けていたと気づくおまけつき。
人助け後油断してコケてしまい、塚田ちゃんはけがをしてしまうのですが、
全く嫌な気持ちにはならなかったのだそう。
塚田ちゃんが怪我をしたと聞くやいなや、
心配で駆け付けてくれる彼氏とか愛しすぎやしませんかね。
瓜を破る19話（Episode19）ネタバレ「一人では楽しめない」
鍵谷さん急にいなくなる事件から、どんより気分のままのまい子。
給湯室で一人どんよりしていると、沢さんと小平さんがやってきます。
沢さんはいつもきれいで仕事が出来る、
まい子から見て余裕ある大人の女性です。
自分のお世話が行き届いているって、素敵ですよねぇ。
ネイルの話題になり、小平さんのマットなネイルをまい子が褒めると、
小平さんは「自分は男受けしないしブスだから」と卑下する発言。
相手を傷つけないような上手い返しが思いつかず、
まい子は黙ってしまいました。
これ、どう返すのが正解なの？
私にもさっぱり分からない…
頭の先から指の先まできれいな沢さんと対照的に、
ネイルがはがれ始めてボロボロになってきているまい子。
自分のケアがおろそかになっていることに気づきます。
理乃に言われた「自分を支える柱は複数必要だ」という教えを思い出し、
趣味でも探せば鍵谷さんを忘れられるかも…思い至るという。
自分を支える柱が足りていないから、
1つ波風が立っちゃうと、ほかの柱にも波及してグラグラしちゃうんですねぇ。
熱中できることって、人によってさまざまだけど、
1つ1つの事象に動じずにいられるという役割もあるので、
大事なんだなぁって自分がぐらつくと気づきますよね。
趣味探しでゲーセンいくも、二人で歩いた道なので、やっぱり思い出すのは鍵谷さんのことばかり。
「そういえば私、鍵谷さんの名前と勤め先しか知らない」
ふと冷静になると、
何も知らない事実って、きついよねぇ。
心が揺らいで、一時はキスまでした相手なのに、
何も知らないって思い知らされるの辛いですよね。
あんなに2人の時は盛り上がって楽しいと思ったのに、
1人でやってもちっとも楽しくありません。
1人では楽しめないのだと悟り、ゲーセンを後にしようとしますが…
ばったり。鍵谷さんとエンカウント。
驚きとともに、もし声を掛けて無視されてたら立ち直れないと、
まい子は声もかけずに逃げてしまって…
不幸な自分しか思い描けなくなってて辛いね…
瓜を破る20話（Episode20）ネタバレ「鍵谷少年」
「かわいそうに…」
鍵谷少年の記憶はそこから始まります。
鍵谷少年のお母さんは、小学生のうちに亡くなっています。
鍵谷さん、そんな複雑なお家だったのか！
学校の帰り道、たまたま見かけた将棋ルームに興味を抱き、
将棋はお父さんも子どもの頃にやっていたようで、
忙しいお父さんと一緒にできる遊びに、鍵谷少年は喜びを感じます。
自分が興味持ったもので、父親とコミュニケーションとれるって、
忙しい親子には心にしみますよねぇ。
独学で勉強したり、将棋ルームに通ったりするうちに、
自分は将棋が強いと気づいた鍵谷少年。
将棋のプロを目指すようになります。
自分の才能が分かった時って、
楽しくてうれしくて夢しかないですよね。
中学になるころ、鍵谷少年は奨励会の入会テストに合格し、
強い人たちと将棋でしのぎを削れる幸せを噛み締めていきました。
ただし、奨励会には年齢制限が。
21歳までに初段、26歳までに四段にならなければ、
そこでおしまい。プロにはなれません。
父子家庭で決して裕福なわけではないので、
高卒後はアルバイトでもして家計を支えようとする鍵谷さんですが、
お父さんは「千里の夢がかなうまで支えるから」と将棋漬けの毎日を応援してくれていました。
父の愛を感じますね。
息子が夢中になれるものに、
息子が夢中になれる機会を提供する。
親の鏡ですね。
20歳、1つ目のリミット初段をパスした鍵谷さん。
先輩や同期が一人、また一人と零れ落ちていく中、
「自分は大丈夫」と思っていました。
けれども、本物の天才を目の当たりにし、
自分とは違い過ぎると…
「自分はプロになれないかもしれない」と過るのでした。
人並み以上に強くても、
どれだけ努力しても、
天才の領域には行けないって気づいてしまうとは。
夢半ばにそれは、かなり残酷ですね…。
でも、実際一般人が天才と同じ土俵に立ったとして、
自分は天才ではないと思い続けるのも辛いものがありますね…
ずっと将棋だけをやってきたのに、
将棋の道を閉ざされ、
自分には何もないと自暴自棄に。
夢がかなわなくとも生きていかねばならない残酷さ。
夢がかなうまで支えると言ってくれたお父さんに、
夢がかなわなかった惨めな自分を見せたくない想いもあり、
手っ取り早く派遣仕事を見つけた鍵谷さんは一人暮らしをするように。
応援してくれたのに、
その期待に応えられないって辛いですもんね。
夢が叶うまでと支えてもらった以上、
もう自分だけの夢じゃなくなってて、
当然夢破れた自分も辛いですけど、
親の夢も破ってしまった現実は辛すぎます。
特に目標も希望もない毎日を過ごす中、
まい子に出会い、いい雰囲気になっても、
その時に耳に入った『天才』が活躍するニュースに、
プロの道から転げ落ちた大敗の苦い記憶に引き戻されてしまうのでした。
夢がかなう人生より夢がかなわない人生の方が多いのが現実…
夢がかなわない人生を受け入れるのは誰だって辛い
瓜を破る21話（Episode21）ネタバレ「ちゃんと話さないと」
辛いことから逃げる。
オレの一生そのままでいいのか？
面倒なことから逃げて、なるようにしかならないと生きてきた鍵谷さん。
けれども、まい子とを心を通わせた瞬間の幸福感を諦めたくないと、
ようやく自分の心のままに動くことができたのでした。
人とのつながりってすごいですね。
夢が破れて、人生どうでもいいって思ってた人が、
変わりたいって思えるなんて。
人は変化を嫌がり、そのままが一番楽。
楽な世界から脱するのって、滅茶苦茶エネルギーを要するものなのに、
まい子との出会いでそのエネルギーが湧いてくるって、
感動的です。
雨の中、逃げてしまったまい子を追い、
記憶力の良さを生かして一度行っただけのまい子の家までたどり着きました。
良くたどり着けたと驚くまい子に、
「メールもなしにいきなり押しかけてきてすみません」と謝る鍵谷さん。
まい子はまい子で、
「自分の方こそ同意なく迫ったりして怖い思いをさせてしまった」と平謝りです。
やっと、正面から後悔を伝えることができたのね！
今まで伝える余地もなかったから、
ようやく話せた2人に感動！
鍵谷さんは、それは怖いとかは全然思っていないときっぱり伝えます。
そして、自分の問題で、香坂さんは全く悪くないと言い切ります。
話が読めなくて、恐縮しつつも、
ここではなんなのでと、いやでなければと断ったうえで、
再度まい子の部屋に上がってもらうことに。
雨の中追いかけてきたので、鍵谷さんはずぶ濡れです。
まい子は（引かれないよう）細心の注意を払いながら、
とりあえず鍵谷さんにシャワーを使ってもらうことにしました。
こわいですよね、前と同じことが起きないか。
無意識のうちに相手が嫌がることしてないかとか、
びくびくしちゃいます。
シーンは切り替わり、常夏の景色。
ここはタイです。
そう、あの味園さんはタイに単身渡っていました。
と思いきや持ち越し！！！
そして味園さん、行動力ありすぎ！！
瓜を破る3巻（単話15－21話）の感想まとめ
今回はまい子の後輩・塚田ちゃんのエピソードと、
鍵谷さんの過去が明らかになった巻でした。
塚田ちゃんの「クール」「冷静」を言い訳に、
「冷たい」「嫌な奴」になっていないか？
いや、もうなっていたかもと軌道修正はかろうとする健気さたるや！
瓜を破るは100％いい子っていなくて、
みんなどこかしかクセがあるのだけど、
クセをもってあまりある人間的魅力があって。
いい子過ぎないのがとてもリアルです。
鍵谷さんの過去も…
天才や秀才を主人公にすることあれど、
天才や秀才になれなかった人間のその後を描いていて、
本当に深い。
自称「普通」なのに、なぜかすごい力を持っていたり、
なぜか金持ちにモテモテだったりというストーリーは王道だけども、
「そっち側じゃない」人間の方が現実には多いわけで。
本当にそこら辺にいそうな「普通」が丁寧に描かれているので、
とても感情移入してしまいます。
そして…
味園さーーーーん！！！
彼氏も大胆だけど、二人してこうどうりょくありす
瓜を破る3巻をタダで読むには？ 一番お得な方法
ちょっと目を疑ったのですが、
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